マンション価格の今後はどうなる?2025年の動向と福岡市の新築マンション事情を解説!
コラム 2025.06.30
2025年現在、全国的なマンション価格の高騰が続いています。
「新築マンションを購入したいけれど、今後の価格はどうなるのだろう?」と、気になる方も多いのではないでしょうか。
マンション購入は、子どもの誕生や進学といったライフステージの変化と密接に関わっているため、価格を気にしつつ、できれば最適なタイミングで行いたいものです。
今回はマンション価格の今後の見通しについて、全国的な傾向や福岡市の現状、将来的な予測を詳しく解説します。
マンション価格は高騰中!2025年現在の動向をチェック
国土交通省は毎月、年間約30万件の不動産取引価格情報をもとにした「不動産価格指数」を公表しています。
これによると、全国のマンション(区分所有)の不動産価格指数は210.7。
2010年時点の価格を「100」としていますので、15年間で価格が2倍以上になっているのがわかります。
<不動産価格指数(住宅)(令和7年1月分・季節調整値)>※2010年平均=100
画像出典:国土交通省「不動産価格指数 令和7年1月・第4四半期分(令和7年4月30日)公表」
<令和7年1月分 マンション(区分所有)不動産価格指数 エリア別詳細>
不動産価格指数(住宅) | 対前月比(%) | |
全国 | 210.7 | 1.5 |
北海道地方 | 293.2 | 13.8 |
東北地方 | 233.7 | ▲7.8 |
関東地方 | 205.5 | 1.6 |
北陸地方 | (195.1) | (6.7) |
中部地方 | 202.1 | 2.6 |
近畿地方 | 211.2 | 0.5 |
中国地方 | (223.4) | (▲3.3) |
四国地方 | (203.8) | (▲3.2) |
九州・沖縄地方 | 263.2 | ▲0.5 |
参考:国土交通省「不動産価格指数 令和7年1月・第4四半期分(令和7年4月30日)公表」
※()内数字についてはサンプル数が少ないため、参考値
一覧で見ると、北海道地方と九州・沖縄地方が特に高くなっています。
東北地方も数値は高いものの、対前月比で見ると7.8%マイナスになりました。
地域ごとに若干の違いはありますが、半数以上の地域でマンション価格の高騰が読み取れます。
マンション価格高騰の3つの理由
マンション以外の宅地や住宅地についても、不動産価格は上昇を続けています。
その中でも特にマンション価格が著しく高騰している理由は、以下の3つです。
- 供給数の減少
- 建設コストの上昇
- 投資需要の集中
それぞれの理由について、詳しく解説していきます。
供給数の減少
不動産経済研究所(※1)によると、2024年度の新築分譲マンション発売戸数は、5万9,467戸。
前年度の発売戸数は6万5,062戸でしたので、8.6%減少しています。
過去の最多発売戸数は1994年度の18万8,343戸と、およそ30年間で新築マンションの供給数は3分の1に減少。
マンション購入では、駅までの近さなどといった利便性の高さが重視されます。
供給数が減少する中での利便性の高い物件への人気集中が、価格高騰を引き起こす理由の1つです。
建設コストの上昇
国土交通省によると、エネルギーコストの上昇や原材料費高騰を受け、2021年後半頃から建築資材の価格が高騰。(※2)
現在も高い状態で推移しながら、価格は横ばい状態が続いています。
人件費も上昇が続いているため、建設コスト全体と物件価格の上昇につながっているのです。
投資需要の集中
マンション価格が上昇を続ける背景には、円安による海外からの不動産投資の増加があげられます。
海外の高額物件と比べて安価なケースが多く、利便性が高いのも、日本で高額マンションの売れ行きが好調な理由の1つ。
投資需要を受けて、都市部ではさらに高額なマンションの開発が進み、平均価格を押し上げているのです。
今後のマンション価格は「二極化」に注目
都市部のマンション価格が高騰する一方で、都市から離れた郊外では人口の減少が進む地域もあり、価格差の広がる「二極化」が進んでいます。
特にマンションは将来的な売却も視野に入れて検討されるため、資産性の高さが重視されやすいです。
- 立地のよさ
- 周辺環境のよさ
- アクセスのよさ
これらの条件を満たさない郊外型や地方のマンションは、今後価格が伸び悩むと予想されます。
マンション価格の高騰が続く中では、「買いたくても希望する物件が高すぎる」と感じることもあるでしょう。
一方で、購入しやすい価格帯だからといって資産性の低いマンションを購入すると、将来的に売りたくても売れない状況になってしまいます。
価格も重要なポイントですが、住み心地のよさや自分たちにあった暮らしができそうかなど、住んだときの満足度と資産性を意識するのが大切です。
資産性の高いマンションを選ぶポイントについては、こちらで詳しく紹介しています。
ぜひ参考にご覧ください。
>>資産価値を下げないマンションの特徴は?福岡市内の注目エリアも紹介
福岡市のマンション価格は今後どう予測される?
実は今、マンションを購入するエリアとして九州の玄関口・福岡市が注目を集めています。
福岡市は、東京や大阪・名古屋・札幌と並ぶ日本の五大都市として知られる街。
活気のある土地柄や経済的な安定感、さらに住み心地のよさも備えた人気エリアです。
博多駅周辺や天神エリアの再開発も進む福岡市では、高まるエリアへの注目度を受けて新築マンションの価格も上昇しています。
マンション価格の上昇は、今後の期待値のあらわれでもあります。
福岡市は例年「住みたい街ランキング」の上位にランクインするほど住み心地がよく、大規模な再開発も続くエリア。
今後も注目度の高さは続くと予想され、価格の大幅な下落も考えにくいことから、福岡市内のマンションは資産性も高く維持できると予測できます。
福岡市内の新築マンションの価格詳細は、ぜひこちらの記事をご覧ください。
>>福岡市の新築マンションの買い時は今?価格相場やおすすめエリアをチェック!
福岡市で新築マンションを買うなら今がチャンス!「エンクレストガーデン福岡」に注目
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参考
※1 株式会社不動産経済研究所「全国 新築分譲マンション市場動向 2024年」
https://www.fudousankeizai.co.jp/share/mansion/619/zm2024.pdf
※2 国土交通省「最近の建設業を巡る状況について【報告】」
https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001734007.pdf
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