【2025年最新版】地震が少ない都道府県はどこ?福岡県がおすすめな理由を徹底解説
コラム福岡のくらし防災・防犯 2024.10.30

地震大国と呼ばれる日本に住むわたしたちにとって、地震への強さは住まいに欠かせない条件の1つ。
災害を避けることを重視して住む場所を選ぶなら、比較的地震リスクの低い都道府県を選ぶことが大切です。
実は福岡県は、地震リスクの低さで知られているエリアです。
この記事では、福岡県をはじめとする地震リスクの低い都道府県に焦点を当て、その理由を詳しく解説します。
地震に強い住まい探しのポイントも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
データから見る地震が少ない都道府県は?

はじめに、直近10年間のデータから、震度5弱以上の地震がどの程度発生しているのかを見ていきましょう。
気象庁が提供している震度データベース検索から、下記の条件で検索したデータを参考にしていきます。
- 2015年10月23日~2025年10月24日(記事作成日)
- 震度5弱以上の地震
| 震度5弱以上の地震が起こった地域 | 都道府県 |
| 熊本県熊本地方 | 21回 |
| 石川県能登地方 | 16回 |
| 福島県沖 | 9回 |
| トカラ列島近海 | 11回 |
| 能登半島沖 | 8回 |
| 胆振地方中東部 | 5回 |
| 熊本県阿蘇地方 | 5回 |
| 日向灘 | 4回 |
2016年に発生した熊本地震をはじめ、2024年1月に発生した能登半島地震や同年8月における日向灘の地震など、ここ数年でM7を超える巨大地震は3回も発生しています。
震度5弱以上の余震も多く観測されていることから、直近10年間は各所で地震が多く発生した期間といえるでしょう。
一方、地震が少ない県として知られる福岡県では、直近10年間で震度5弱以上の地震は観測されていません。
地震は地中深くのプレートの動きによって発生するため、地震が発生しやすい地域と少ない地域に差があります。
地震などの自然災害は予測が難しいため、あらかじめ発生しにくい地域を場所を選ぶのも、災害への備えとして重要です。
福岡県の地震リスクの低さを地理的特徴から見てみよう

福岡県は過去に巨大地震の発生機会が少なく、さらに今後の発生確率も低いと予測されています。主な理由を、福岡県の地理的な位置と地形から見ていきましょう。
福岡県の地理的特徴1.津波を伴う地震の影響を受けにくい
広範囲に影響を及ぼす地震には、「海溝型地震」と「内陸型地震」の2種類があります。
- 海溝型地震:海底のプレート境界で発生する(例:東日本大震災)
- 内陸型地震:日本列島の地価にある活断層で発生する(例:阪神淡路大震災、熊本地震)
福岡県の周辺には、海溝型地震を引き起こすプレート境界がないため、津波を伴う巨大地震の影響を受けにくい地理状況です。
なお、福岡県内には内陸型地震の原因となる活断層がありますが、活動周期は数千年単位と非常に長いため、大地震の発生頻度は低いと考えられています。
福岡県の地理的特徴2.津波が起こりにくい地形
福岡県は、次の2つの理由から、津波の影響を受けにくい地形となっています。
- 海溝プレートから離れている
- 博多湾に囲まれている
福岡市は海溝プレートから離れているため、大規模な津波が発生しにくい環境ですし、博多湾の形状により波が打ち消されやすいのが特徴です。
過去の記録を見ても、福岡市を大津波が襲った記録は1300年もの間ありません。津波リスクが高いほかの地域に比べると安心して過ごせる環境といえるでしょう。(※1)
警固断層と直下型地震の可能性
福岡県で注意が必要なのは、直下型地震のリスクです。
特に注視されているのが、警固断層(けごだんそう)で、これは2005年に発生した福岡県西方沖地震(M7.0、最大震度6弱)の震源地とされています。(※2)
ただし、このような大規模地震は非常にまれであり、この地震以降大きな地震は観測されていません。とはいえ、まだ確認されていない活断層もあるため、日頃から地震に対する備えは意識しておきましょう。
南海トラフ地震の影響は?

南海トラフとは、駿河湾(静岡県)から日向灘(宮崎県沖)まで続く巨大な海底の溝のことで、マグニチュード9クラスの巨大地震が100年〜150年の周期で発生しています。
福岡県は、南海トラフとは距離があるものの、発生時には以下のような影響が想定されています。
- 想定震度:最大5強
- 津波:瀬戸内海側で最大約4m
建物の損傷や液状化などが起こるおそれもあるため、防災意識を高く持ち適切な備えをすることが重要です。
地震に強い住まい探しのポイント

住まいを選ぶ際は、できるだけ地震や自然災害のリスクを下げられるエリアを探すのが大切です。
次の3つのポイントを意識して、災害に強く安心して暮らせる住まいを見つけましょう。
- 地盤が強い場所を選ぶ
- 川や山、がけから離れた場所を選ぶ
- 建物の耐震性を確認する
地震の被害は、地域の地盤や地形によって大きく変わります。
「土地の強さ」と「建物の構造」の両面から、総合的に耐震性を判断しましょう。
土地の災害リスクを調べるには、ハザードマップの活用がおすすめです。
ハザードマップは、各自治体のホームページから確認でき、土砂災害や津波・洪水などのリスクについてエリア別に参照できます。
詳しい内容や見るべきポイントについてはこちらの記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
>>ハザードマップとは?マンション購入前に確認しておきたいポイント
また、被災後も安心して暮らすためには、耐震性を含めた総合的な住宅性能の高さで住まいを選ぶのもポイントです。
どのような構造で高い耐震性を維持しているのか、柱や基礎はどのような構成にしているのかなど、マンションの耐震性で見るべきポイントは多くあります。
地震に強いマンションの選び方を詳しく知りたい方は、以下の記事で詳しく紹介していますのでぜひご覧ください。
>>地震に強いマンションの選び方は?地盤・耐震基準・構造のポイントを解説
地震に強い新築分譲マンション「エンクレストガーデン福岡」の魅力を紹介

地震はいつ起こるかわからないものだからこそ、地震のリスクが低い土地に、耐震性能にも配慮した安心できるマンションを選びましょう。
地震のリスクが低い福岡県で、耐震性の高いマンションをお探しの方におすすめなのが、2025年12月に福岡市中央区小笹に誕生する「エンクレストガーデン福岡」です。
「エンクレストガーデン福岡」をおすすめする2つの理由を、「立地条件」と「耐震性能」の2つの視点から解説します。
自然災害に強い立地条件で安心の住環境

エンクレストガーデン福岡が位置する福岡市中央区小笹は、豊かな自然に囲まれつつも、災害危険度が低いエリアです。
ハザードマップ上でも、洪水、内水、高潮、土砂災害、津波など、いずれの災害リスクも想定区域になっていません。(※3)
「小笹」という地名は、その昔笹薮に覆われた丘陵地帯が広がっていたことに由来し、大雨による洪水や浸水リスクも低い地形です。
気候変動により、近年台風の接近や線状降水帯の発生も相次いでいます。
地震などの自然災害に強い立地は、これから住まいを選ぶ上でとても重要なポイントです。
3つの構造から成る耐震性能

高い耐震性能を維持するために、エンクレストガーデン福岡は3つの構造にこだわっています。
- 建物を支える基礎
- 揺れに耐える柱構造
- 耐震仕様の玄関ドア
建物を支えるために最も重要な基礎部分では、建物の構成や地盤の硬さに合わせてコンクリート杭を打ち込む深さを変えています。
最も深くまで埋め込まれた部分では、約12.85m〜17.15mの深さまでコンクリート杭を打ち込み、十分な強度で建物を強固に支える設計です。
さらに、柱は、構造柱に主筋を束ねる「溶接閉鎖型フープ筋」を採用し、粘り強い強度でコンクリートの拘束力を高めています。
この柱構造は、地震の揺れによる折れ曲がりを防止するのに効果的です。。
また、地震による被害で多いのが玄関ドアが歪み、避難が遅れてしまうケースです。被災時の安全性も考慮し、エンクレストガーデン福岡では、耐震仕様の玄関ドアを採用しています。
地震の影響でドア枠が歪んでも、ドアとの間に適度なすき間ができるため、動きを妨げずに避難経路を確保できます。
エンクレストガーデン福岡で叶える、安心で快適な暮らし

福岡県は、日本国内でも比較的地震の発生リスクが低い地域ですが、絶対に巨大地震が発生しないわけではありません。
万が一地震が起きたことを想定し、基礎や構造にこだわった耐震性能の高いマンションを選びましょう。
検討段階の方も大歓迎!
下記より資料請求していただくと、間取りプラン等をお送りするとともに、価格詳細・支払い例などをご案内いたします。

「エンクレストガーデン福岡」には、敷地内の一画に24時間営業の小型スーパー「TRIAL GO」が出店します。
店舗規模はコンパクトでありながら、生鮮品や日用品まで「あったらいいな」と思う商品がいつでも購入可能です。
「気軽に相談してみたい」という方へ
オンライン相談なら、ご自宅から気軽にプロのアドバイスを受けられます。
オンライン相談のご予約はこちら
相談の流れを確認したい方はこちらの記事もご覧ください。
>>マンション選びの新常識!オンライン相談で気軽にマンションを知ろう
「実際に見てみたい」と思った方へ
マンションは実際に見学してみることで、間取りや設備の使い勝手、周辺環境などをより具体的にイメージできます。
エンクレストガーデン福岡を実際に見てみたい方は、地下鉄六本松駅2番出口から徒歩3分のマンションギャラリーにぜひお越しください。
見学の流れを確認したい方はこちらの記事もご覧ください。
>>気軽にモデルルーム見学!憧れの暮らしを体験しよう!
あわせて読みたい!
参考
※1 福岡市における津波被害の記録
https://webmap.city.fukuoka.lg.jp/bousai/t_higai.html
※2 警固断層帯|地震本部
https://www.jishin.go.jp/regional_seismicity/rs_katsudanso/f108_kego/
※3 重ねるハザードマップ
https://disaportal.gsi.go.jp/hazardmap/maps/index.html?ll=33.568468,130.3866&z=14&base=pale&vs=c1j0l0u0t0h0z0#disasterRiskPopup
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