ペアローンで住宅ローン控除はお得になる?福岡の新築マンション購入での基礎知識
コラムマンション購入マネープラン 2026.01.26

共働き世帯が増える中、新築マンション購入の選択肢として「ペアローン」が注目されています。
「住宅ローン控除を2人分受けられる」「借りられる金額が増える」などのメリットがある一方で、一般的な住宅ローンとは異なる仕組みに、不安を感じる方も少なくないでしょう。
今回は、ペアローンのメリット・デメリットをはじめ、住宅ローン控除を利用する際の注意点を解説します。
令和8年度の税制改革に基づいた内容も紹介しますので、福岡市内で新築マンションの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
ペアローンとは?

ペアローンとは、夫婦(またはパートナー)がそれぞれでローンを組み、住まいを購入する方法です。
それぞれが金融機関と住宅ローン契約を結ぶため、1つの住まいに対して合計2本のローン契約が組まれます。
2つは独立した契約となるため、働き方や収入に合わせて金利タイプや返済期間、月々の返済額なども個別に設定できるのが特徴です。
また、年末時点での住宅ローン残高の0.7%が所得税から控除される「住宅ローン控除」を2人分利用できるのも、魅力的なポイントといえるでしょう。
ペアローンのメリット

ここからはペアローンで得られる、3つのメリットをご紹介します。
住宅ローン控除を2人分受けられる
ペアローンの最大のメリットは、住宅ローン控除を2人分受けられることです。
住宅ローン控除は、ローンを契約している「人」ごとに判定されるため、同じ世帯であってもローンの契約者それぞれが控除対象となります。
ただし、2人とも控除を受けるには、自己居住であることや返済期間といった一定の条件を満たさなければなりません。
住宅ローンの返済期間が10年未満の場合は控除を受けられませんので、注意しましょう。
物件価格を広げて検討できる
夫婦またはパートナー間でそれぞれローンを組むペアローンなら、希望する物件価格の幅を広げられます。
例えば、希望する物件の価格が6,000万円だった場合、2人で3,000万円ずつ負担する形でローン契約を申し込むことも可能です。
住宅資材や人件費の高騰を受け、福岡市内でも新築マンションの物件価格は上昇傾向にあります。
ペアローンなら、物件価格の幅を広げてより多くの選択肢を検討できるのが魅力です。
>>福岡市の新築マンションの買い時は今?価格相場やおすすめエリアをチェック!
返済計画が立てやすい
ペアローンはそれぞれ独立したローン契約のため、返済期間や金利なども自由に選べます。
「1本は変動金利で、もう1本は固定金利」といった形で組むこともできるため、より有利な条件で金利上昇リスクに備えられます。
働き方や収入に合わせて、最適な返済計画を立てられるのが魅力です。
ペアローンのデメリット

メリットが多い一方で、ペアローンには選ぶ前に知っておきたいデメリットもあります。
主な3つのデメリットについて、詳しく見ていきましょう。
諸費用の負担が増える
ペアローンはローン契約を2本結ぶため、印紙代などの諸費用も通常の倍かかります。
住宅ローンの諸費用には事務手数料や保証料、登記費用などが含まれ、借入額の3~8%が目安です。
思いがけない出費とならないよう、諸費用についても事前に意識しておきましょう。
自宅が夫婦の共有名義になる
ペアローンで住まいを購入した場合、自宅は夫婦の共有名義になります。
ローンを組んだ当初は問題なくても、長い期間の中で夫婦仲に変化が生じ、離婚を選択することもあるかもしれません。
そのような場合に、共有名義の自宅は簡単に売却できないことからトラブルになり得る点も覚えておきましょう。
ライフスタイルの変化に影響を受けやすい
ペアローンは2人のどちらも支払い義務を負うため、出産や育児、転職などでライフスタイルが変化したときにも、支払いを続ける必要があります。
出産や子育てでどちらかが育児に専念したいときに、仕事をセーブしても十分支払える金額でローンを組むことが大切です。
ペアローンを組んで住宅ローン控除を受ける際の注意点

2人分の住宅ローン控除を受けられるペアローンですが、条件を正しく理解していないと「思ったほど控除を受けられなかった」という事態になりかねません。
ペアローンで住宅ローン控除を受ける際に、押さえておきたい2つの注意点を解説します。
「控除の条件」を2人とも満たす必要がある
住宅ローン控除は「世帯」ではなく「人」で判断されるため、2人それぞれが控除の条件を満たしていなくてはなりません。
「当初は要件を満たしていたものの、収入増で控除対象外になってしまった」というのも、よく聞かれるケースです。
住宅ローン控除の対象から外れないように、将来的な変化も踏まえて条件を整理しておきましょう。
持分と負担額の割合を揃える
ペアローンで住まいを購入すると、自宅は夫婦の共有名義になります。
この時に、それぞれの「持分割合」と「住宅ローンの負担額(借入額)」が必ず一致するように注意しましょう。
例えば、5,000万円のマンションを夫4,000万円、妻1,000万円の借入額で購入した場合、負担額の割合は夫8割:妻2割です。
この状況で登記上「夫8割:妻2割」なら問題ありませんが、仮に「夫5割:妻5割」としてしまうと、贈与税の対象となる可能性があります。
税金の問題に悩まされないためにも、持分と負担額の割合は必ず揃えるようにしましょう。
令和8年度の税制改革で住宅ローン控除はどう変わる?

住宅ローン控除は、毎年実施される税制改正によって都度内容が変わります。
2025年12月に「令和8年度税制改正の大綱」(※1)が発表され、令和8年度の住宅ローン控除(減税)の延長・拡充が決定されました。
新築マンションを購入し、2026年に入居する場合に関する主な内容をまとめると、以下の通りです。
<対象となる住宅>
- 省エネ基準以上を満たした住宅のみ
<2026年に新築住宅に入居する場合の借入限度額>
| 住宅の種類 | 借入限度額 | 控除期間 | |
| 子育て世帯等 | それ以外の世帯 | ||
| 長期優良住宅・低炭素住宅 | 5,000万円 | 4,500万円 | 13年 |
| ZEH水準省エネ住宅 | 4,500万円 | 3,500万円 | 13年 |
| 省エネ基準適合住宅 | 4,000万円 | 3,000万円 | 13年 |
※子育て世帯等:「19歳未満の子を有する世帯」または「夫婦のいずれかが40歳未満の世帯」
今回の改正では、主に中古住宅に対する拡充が行われ、適用期間も13年に延長されました。
2026年に新築マンションへの入居を希望する場合、借入限度額に余裕をもたせるなら、建物の省エネ性能が重要なポイントになります。
エンクレストガーデン福岡は、ZEH水準を満たす「ZEH-M Oriented」認定のマンションです。
新築マンションを検討する際は、省エネ性能も重視して物件を選びましょう。
>>ZEH-M Oriented認定マンションとは?魅力や特徴を詳しく解説
ペアローンで住宅ローン控除を受けるケースをシミュレーション

ここからは、福岡市内で新築マンションを購入する際に、ペアローンでどのくらいの住宅ローン控除を受けられるのかをシミュレーションしてみます。
<条件>
購入物件:福岡市内の新築マンション(ZEH-M Oriented認定)
物件価格:5,000万円
購入者:30代夫婦+未就学児1人の子育て世帯
ペアローン負担割合:夫4,000万円(8割):妻1,000万円(2割)
今回のケースでは、子育て世帯がZEH-M Oriented認定マンションを購入するため、借入限度額は4,500万円となります。
この条件で試算した場合、夫婦それぞれの住宅ローン控除額の最大値は以下の通りです。
夫:4,000万円×0.7%=28万円
妻:1,000万円×0.7%=7万円
世帯で合算すると、最大で35万円の住宅ローン控除を活用できます。
住宅ローン控除は、毎年12月末時点での住宅ローン残高をもとに計算されるため、ここで示した数値はあくまで参考としてお考えください。
ペアローンを利用する場合の具体的な手続きは?

新築マンションの購入でペアローンを利用したい場合は、以下の順序で手続きを行います。
- 購入物件および借入希望額を検討する
- 事前審査の申し込みを、2人それぞれで行う
- 本審査の申し込みも、2人それぞれで行う
- 金融機関とローン契約(金銭消費貸借契約)を結ぶ
- 融資実行・物件の引き渡し
基本的な手続きは通常の住宅ローンと変わりませんが、ペアローンの場合は2人それぞれが事前審査と本審査を受ける点に注意が必要です。
どちらかが審査に通らなかった場合は、ペアローンを組めません。
スムーズに審査を進めるためにも、所得証明書などの必要書類は事前に準備しておきましょう。
福岡の新築マンション購入にも、ペアローンと住宅ローン控除を上手に活用しよう

ペアローンはマンションの選択肢を広げ、2人で協力して1つの住まいを購入できる、共働き世帯にとって嬉しい仕組みです。
適用条件を正しく理解し、住宅ローン控除を上手に活用することで、家計への負担を抑えつつ理想のマンションを購入できます。
福岡市中央区の新築マンション「エンクレストガーデン福岡」は、ZEH水準省エネ住宅の「ZEH-M Oriented認定マンション」です。
2025年12月に竣工した即入居可能なマンションですので、住み替え費用を抑えつつ、すぐに新生活をスタートできます。
敷地内の一画には24時間営業の小型スーパー「TRIAL GO」が出店し、生鮮品や日用品がいつでも購入可能。
深夜でも早朝でもいつでもお買い物ができる利便性は、忙しい共働き世帯や子育て世帯の強い味方になります。
福岡で住宅ローンをご検討の際には、こちらの記事もご覧ください。
>>福岡で住宅ローンを組むならどこがいい?主要銀行の特徴と選び方を解説
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マンションは実際に見学してみることで、間取りや設備の使い勝手、周辺環境などをより具体的にイメージできます。
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見学の流れを確認したい方はこちらの記事もご覧ください。
>>気軽にモデルルーム見学!憧れの暮らしを体験しよう!
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参考
※1 国土交通省住宅ローン減税等の延長・拡充が閣議決定されました!~既存住宅、コンパクトな住宅への支援が拡充されます~
https://www.mlit.go.jp/report/press/house02_hh_000241.html
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